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バイクに乗っていると、ふと気になるのが左足の靴。クラッチ操作やギアチェンジのたびに、つま先が少しずつ削られていくような感覚がある。汚れもそうだが、靴の素材によっては見事に破れてしまうこともある。とくにスニーカーは顕著で、気づけば左足だけ妙にくたびれている。
その主な原因は、やはりシフトペグだ。多くの車両に採用されているゴム製ペグは、柔らかい代わりに靴に黒ずみを残しやすい。かといって金属製に交換すると、今度は傷や圧がダイレクトに伝わってくる。接触面の広いカスタムペグに替える選択肢もあるが、足の置き場が狭く感じたり、操作感が変わることへの違和感を覚える場合もある。
さらに、ヒールシフターのような踵操作型のパーツを加える方法もある。だが、一般的なバイクでは対応していない機種も多く、取り付けの自由度には限界があるし、ライディングフォームを崩す原因にもなりかねない。装備できたとしても、結果的に快適さを犠牲にしてしまうこともある。
そこで注目したいのが「ブーツガード」の存在だ。これは靴側に装着するカバー型のプロテクターで、ゴムの擦れ汚れや素材の劣化から直接保護してくれる。装着も簡単で、見た目を大きく損なわずに済むものも多い。ずれる心配や耐久性に不安があるという声もあるが、それを補う工夫が進んでおり、今やバイク用品店でも定番になりつつある。
完全な解決策とは言い切れないが、少なくとも「靴を守る」という目的には最も手軽で実用的なアプローチだと感じる。お気に入りの靴を長く使いたいなら、ブーツガードの導入を真剣に検討してみる価値はある。