ハンニバル アルプス

日記

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歴史の授業で聞いた「ハンニバルのアルプス越え」、象を連れてアルプスの山を越えローマに至るという出来事をなんとなく覚えていたけど、ローマ遠征出発地点がチュニジア(カルタゴ)じゃなくてスペイン(カルタゴ・ノヴァ)でした。

名前が紛らわしくて混乱しますよね。

カルタゴは北アフリカのチュニジアです。カルタゴ・ノヴァはスペイン南部、今のカルタヘナです。

ところで、象を連れてアルプスを越えたという逸話が有名ですが、その「ハンニバルの象」はどこから来たのか?というのは、実は今でも謎が残るテーマなんです。

スペインに野生のゾウはいなそうですが、アフリカ大陸ならゾウなんてどこにでもいるんじゃね?と、安直に考えがちですが、北アフリカのカルタゴはゾウの生息圏ではないんですよね。

ならば、アフリカ大陸南方から連れてきたに決まってんでしょ。と決めつけたくなる気持ちもわかりますが、それもちょっとクエスチョンが残るらしいです。なぜなら、アフリカ象は気性が荒くて軍用には向かないから。

対してアジア象はめっちゃ人慣れするし、教育もできるので、遠路はるばるインドから連れてきたアジア象を使ったんだろう。と、考える意見もありますが・・・

当時のカルタゴのコインには、アフリカ象っぽい耳の大きな姿が描かれていたりして、混乱を招きます。

今はチュニジアに野生の象はいないけど、昔は小型のアフリカ象の亜種がいたという説もあるんだとか。

「アフリカ象を調教するノウハウがカルタゴにあった」「遠路はるばるインドからゾウを連れてきた」「幻のチュニジア象がいた」どの説が正解かわかりませんが、ロマンがありますね。

パオーン!(アルプスで斃れるゾウさんの断末魔)

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