ワンピースのヒグマとは?海軍大将説と強さ考察
『ONE PIECE』の第1話に登場した山賊の棟梁、ヒグマ。彼は物語序盤でシャンクス率いる赤髪海賊団と対立しましたが、近海の主に襲われて退場したとされています。しかし、ファンの間では「ヒグマ=海軍大将説」や「ヒグマの強さ」に関する考察が続いています。今回は、その説について詳しく見ていきましょう。
ヒグマとは?
ヒグマはフーシャ村に現れた山賊で、「800万ベリーの賞金首」と自称していました。村の酒場でシャンクスに絡むも軽くあしらわれ、その後、ルフィを人質に取り逃走。しかし、海へ出たところで近海の主に襲われ、行方不明となりました。
彼は初登場時の小物感から軽視されがちですが、実は物語全体における伏線の一つではないかと考えるファンもいます。
ヒグマ=海軍大将説とは?
一部のファンの間では、「ヒグマは実は海軍大将だったのではないか?」という説が存在します。その根拠として挙げられるのが、海軍大将のネーミング法則です。
海軍大将の名前は、「色+動物」で構成されています。例えば:
- 赤犬(サカズキ)
- 黄猿(ボルサリーノ)
- 青雉(クザン)
- 藤虎(イッショウ)
- 緑牛(アラマキ)
この法則に当てはめると、「ヒグマ(緋熊)」は「緋=赤系の色」+「熊(動物)」となり、新たな海軍大将「緋熊」として再登場する可能性があるのでは?と推測されています。
また、公式ファンブック『VIVRE CARD〜ONE PIECE図鑑〜』では、ヒグマの項目に「享年」の記載がなく、彼が生存している可能性が示唆されています。
ヒグマの強さ考察
ヒグマの戦闘能力についても議論されています。特に注目すべきポイントは以下の通りです。
- ルフィにダメージを与えた
ルフィを殴り、歯を折るシーンがありました。ゴム人間であるルフィに物理攻撃が通るということは、「覇気」を使える可能性があると考えられます。 - シャンクスの目を盗んで逃走した
シャンクスのような強者がいる中で、煙玉を使って逃げ切ったことも注目ポイントです。単なる山賊にしては手際が良すぎるため、実はかなりの実力者だったのでは?という説が生まれています。 - 覇気を持っていた可能性
後付け設定と揶揄される覇気ですが、もし彼が覇気を持っていたとすれば、単なる山賊以上の実力者だったと考えられます。「見聞色の覇気」を使い、シャンクスの動きを読んでいた可能性も否定できません。 - 額の傷
ヒグマの額には十字の傷がありますが、これは海軍特殊部隊swordの所属者に共通したアイコンです。連載当初から結末を決めていると言われているので、十字の傷=swordも第一話構成時点で完成済みの設定だったのかもしれません。
まとめ
ヒグマは単なるモブキャラのように見えますが、ファンの間では「海軍大将説」や「隠れた強者説」が語られ続けています。公式のストーリーで再登場するかは不明ですが、もし今後の展開で彼が登場することがあれば、重要な役割を担っている可能性もあるかもしれません。
コビーがあれだけ成長したり、バギーが四皇になったり、シャンクスに兄弟がいるなどの展開はダークホースでした。
シャンクスとルフィの株が上がるたびに、両者にダメージを与えたヒグマは一体何者なのかということでヒグマの評価が爆上がりするのが面白いですね。単なるネタの域を出ない説ですが、それを平気で裏切ってくるのがワンピースという漫画ですからね。否定できないのが恐ろしい。