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シドニアがアマプラで無料視聴できんのかよ!?(歓喜)
閃光のハサウェイを視聴するためにプライムビデオを開いたら
「シドニアの騎士 あいつむぐほし」がプライム会員向けで無料配信されているのを発見。
前々から気になっていた映画なのでハサウェイを視聴した後に連続視聴しました。
結論から言って、最近のアニメ映画の中ではなぜか一番泣けた作品。
世間一般の泣ける映画ランキングには「あいつむぐほし」がかすり気味にも
出てきていないので異論は認めます。
あいつむぐほしとは、どんな映画なのか
地球を滅ぼされた人類の宇宙船と、地球を破壊した張本人たる生命体(ガウナ)の宇宙戦争SFアニメ。
宇宙船で旅する人類が入植に適した星を発見するものの
周辺宙域に存在する入植を阻むガウナとの決戦を避けられないのが冒頭の状況。
ヒロインの「つむぎ」は20メートル(!?)くらいの生物兵器で、主人公は一般的な人間の身長。
ガウナとの戦争時代に生きるそんな二人の絆が身長差や生命の種を超えて文字通り
「愛を紡いでいく」のがストーリーの大筋。
戦闘シーンが素晴らしい
日本を代表するリアルロボットの戦闘といえば機動戦士ガンダムですが、
シドニアの騎士に登場するロボットの劫衛(ゆきもり)は細くて頼りなさそうな外見とは裏腹に
恒星内の超高温に堪えて戦闘できるほどの、ガンダムを軽く超える性能を誇ります。
下手すると「ジム」より弱いんじゃないかと思う「劫衛(ゆきもり)」というロボが
ゲッターやダブルオークアンタ並みの高速戦闘を繰り広げるその様は圧巻です。
現代人の寿命では到底実現が難しいであろう
太陽を超える恒星を舞台とするバトルシーンは超美麗で
宇宙画像が好きな人間ならご飯3杯食えるレベルの価値があります。
原作は知っておいた方が楽しめる作品
シドニアの騎士 あいつむぐほしは鬼滅の刃無限列車編と同じく
過去の映像作品からの続編となる物語です。
まず、なんでヒロインが生物兵器で20メートルある化け物なのに
主人公はじめ周囲の人間もなんの抵抗もなく平然と受け入れているのか。
主人公に関してはなぜそのヒロインに戦友としての絆どころか恋愛感情を持っているのか?
強大な宇宙怪獣ガウナの群れを目の前にして逃亡せず決戦を選択した理由はなぜ?
ここら辺の疑問に関しては原作もしくは旧シリーズの概要をある程度把握していないと
全然のみこめないと思います。
本作の登場人物はみな若く見えますが、不老不死の人間や一度死んだはずの人間が多く、
ラストの決戦は各人物が背負った「数百年・数世代単位の悲願の決戦」なのです。
心情的にとっっっても熱い激戦なので、
自然と手に力が入るし勝利には感動できるわけなのですが、
そのためには劇場版作品に至るまでの物語がある程度生きていないといけません。
シドニアの騎士の原作・アニメをうろ覚えでもいいから把握していないと
とっつきにくさのある映画だとは思いますが、
それを補っておつりがくるほどいい作品でした。
シドニアの騎士 あいつむぐほしについて、あなたに一言。
SF好きなら見てくれ。