シンエヴァ劇場版

衝撃の速さでアマプラ無料公開が開始されたことにより
世界中を震撼させているシンエヴァ劇場版。

映画評論家で通称オタキングこと岡田斗司夫さんのアニメ評価でも
歴代最高得点の99点を記録している最高にいいアニメです。

岡田斗司夫さんの評価で80点を超えているアニメは
本人曰く「死んででも見ろ」な作品群なので、
シンエヴァンゲリオン劇場版をまだ見ていない方はぜひ死ぬ前にご覧くださいｗ

7月21日をもってシンエヴァンゲリオン劇場版ラストランということで
特典の配布に広告と様々な煽り宣伝を行っていましたが、
新宿など一部の映画館ではこの作品がまだ見れるようです。

そんなフレッシュな作品なのに、無料配信。
これは異常な試みです。

世界中の有名な映画監督は、映画というのは劇場で見るものであって
テレビやスマホで見るなんてことは邪道だ。

有名監督ほどそう断言する傾向があります。

しかし、シンエヴァの庵野秀明監督は下積み時代からそれに対して
真っ向から対立するスタンスで映画に向き合っていたとか。

庵野さんの映像作品への向き合い方というのは、
ビデオデッキで気になるシーンを何度も巻き返してみて
映画への理解度や作劇のからくりを分析するスタンス。

庵野さんの師匠であるジブリの宮崎駿監督には
そのビデオで繰り返し見るのはやめろ！と
怒られていたそうですが、それは決して曲げずに今に至るのだとか。

シンエヴァに限らず全部のエヴァに言えることですが、
一度見ただけでは情報のすべてを消化しきれない造りになっています。

シンエヴァ劇場版もシーンを何度か巻き戻し視聴して
やっと考察の足掛かりが作れるくらいわかりにくい作品になっているので、
庵野監督としてはむしろDVDyaアマプラなどの媒体でこそ
俺の作品を見て欲しいという思いがあるのかもしれません。

アマプラでは庵野監督と松本人志という異色のコンビで
シンエヴァ劇場版について語るコンテンツも用意されていますので、
より本作を楽しむことができます。