物を買う心理

社会人である以上全員が何かしらの買い物をして生きています。

食料品や電気など生きる上で買わないとやむを得ないものから高級腕時計にブランドバックといった本質的には必要ないものまで、様々な買い物のかたちがあります。

「よーく考えようお金は大事だよ」

というキャッチコピーがあったので、今回は「物を買う心理」ってどうなっているのかをネタにします。

人間が物を買う動機には三種類あるそうです。

一、生きるために買う

二、見栄のために買う

三、快感のために買う

欲しいと思ったものを片っ端から購入している人はいませんよね。

経済的な余裕を持つために高級品への支出をセーブしたり、痩せたいなら暴食を制限するなど、合理的な判断が下手な買い物をしないよう人間は自分に制限をかけています。

しかし、合理的じゃない買い物をするケースも珍しくありません。

たとえば、

・痩せたいのにラーメンを食べる

・お金がないのに分割払いでブランドものを買う

・まだ今の車が動くのに新車を購入する

最近の買い物にも何か心当たりがあるのではないでしょうか。

「欲しいかも」が「買っちゃおう」に変化するとき、心理には言い訳が作用しています。

言い訳ってたとえばなにかといいますと、

一か月ダイエットを頑張ったことへご褒美だから

太りそうなものを食べてもいい

周りでまだ誰も持っていないニューアイテムだから

注目を集めるには今買うしかない

今度のは性能がすごいから

新しいスマホに買い替える

今だけお得セール中だから

よく考えたらすぐに必要じゃないものを買う

これ全部言い訳が作用して「ほしい」が「買おう」に変化したパターンです。

広告でよく見かける言葉を思い出してください。

・口コミ(多くの人が支持しているから)
・使用シーン(私にも効果があるから)
・オファー(今だけの金額、もう一本プレゼント中だから)
・ブランド(国産なら間違いないから)

上手な広告はお客に魅力的な「言い訳」を与えることができているものばかりです。

「言い訳」で消費者心理が動くことを自然と意識できれば、物を売るときにも買うときにもより賢い選択ができますね。

豊かな状況を作るには経済力に攻撃力と守備力の両方がバランスよく備わることが必要といわれています。

攻撃力は収入の多さです。

守備力は支出の少なさです。

人に言い訳を与えてうまく物を売り込み、自分には言い訳を許さず合理的な買い物をするのが経済的成功へのカギといえるでしょう。

「言い訳」の使い方が上手い人は、どんな商売をしても成功できる気がしますよね

自分もまだまだ勉強中ですが、こうやってブログ記事にすることは思考の整理にとても役立ちます。

なのでまたこのようなお金に関する考え方を記事にしていきますのでお付き合いいただければ幸いです。

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