デンタルケアを見直すようになってから、糸だけのシンプルなデンタルフロスを選ぶようになりました。プラスチックの取っ手付きタイプは便利に見えますが、使い捨てである分だけコストがかさみやすく、細かい箇所に届きにくいと感じることもあります。
糸だけのタイプは、最初は少し扱いにくいと感じるかもしれません。指に巻き付ける方法や力加減に慣れるまで時間がかかりますが、慣れてくると奥の歯でもスムーズに使えるようになります。使い方については動画で紹介されていることも多いですが、もし不安がある場合は、歯科医院で直接教えてもらうのも良いと思います。
糸オンリータイプのフロスは安さが非常に優れているのでおすすめです。コンパクトながら一巻きでかなりの長さがあり、長く使えます。余計なパーツがないので普通ごみとして簡単に処分しやすく、安いから気軽に使い捨てられるので、衛生的で無駄も少ないです。
デンタルフロスを使い始めてうまく行かない方にアドバイスするとしたら、「ケチらず十分な長さに糸をカットして使ってみてください」ということが挙げられます。
有り体に言ってしまえばフロスはどうせ糸くずですから、少々長めに使用したところで一回当たりのコストは雀の涙です。
使用感に慣れることを手間に感じるかもしれませんが、そのぶん自由度が高く、歯に合わせたケアがしやすい道具です。使い続けるうちに、毎日の習慣として自然と馴染んでいくと感じます。