チャットgptを利用していると、画像のように文章作成中に途切れが発生して期待とかけ離れた文章が生成されることがあります。その原因と対策についてまとめてみました。
ChatGPTの無料プランを利用している場合、生成エラーや途切れまくりの変な文章が出来上がることは珍しくありません。
無料プランにはいくつかの制限があります。まず、利用回数に関しては、1日または1か月あたりでリクエストの数に制限が設けられており、一定の回数を超えると利用が制限されることがあります。また、無料プランでは応答速度が有料プランと比べて遅くなることがあり、特にアクセスが集中している場合には、その違いが顕著に現れます。
不便を感じるかもしれませんが、無料でトラブルが多い場合は有料に切り替えるか、無料だからしゃーないと割り切りましょう。
文章生成だけならGoogleが提供しているジェミニも優秀なので、チャットGPTに見切りをつけてそちらを利用するのもアリです。
さて、ここからは、有料プランを利用しているのに途切れやエラーが頻発するときの原因と対策になります。
1. 文字数やデータの制限
- 原因: チャットやAPIの文字数制限、データ量の上限によって、長い文章が途中で切れてしまう場合があります。
- 対策: 文章を適切な長さに分割し、各メッセージやリクエストが制限を超えないようにする。例えば、複数の段落に分けて送信する、または短いメッセージにまとめると効果的です。
2. ネットワークやシステムのタイムアウト
- 原因: 長い文章やデータ処理中にタイムアウトが発生し、文章が途中で切れることがあります。
- 対策: ネットワーク接続が安定しているか確認し、文章を生成する前にタイムアウトしないような環境を整える。また、データを分割して送信したり、処理を短くするのも有効です。
3. 負荷のかかるリクエスト
- 原因: 大量の情報を一度にリクエストする場合、システムに負荷がかかり、結果が途中で途切れることがあります。
- 対策: より少量の情報をリクエストするか、複雑なリクエストを段階的に行う。複数の短い質問に分けることで、負荷を軽減できます。
4. コンテンツのフィルタリング
- 原因: センシティブな内容や制約されたコンテンツが含まれている場合、システムが自動的に文章を途切れさせることがあります。
- 対策: フィルタリングされるような内容を避ける。文の構成や内容を見直し、リスクのある部分を修正する。
5. システムエラーやバグ
- 原因: 使用しているAIやシステムの不具合によって、意図しない動作が起こる場合があります。
- 対策: サポートチームに問い合わせるか、システムが安定した状態で利用する。定期的なシステムアップデートや改善が必要です。
6. 入力や出力の形式に関する問題
- 原因: 文章生成に使っているプラットフォームの仕様によって、特定の形式で文章が正しく処理されないことがあります。
- 対策: プラットフォームやツールの仕様に合ったフォーマットや構成を利用する。例えば、適切な区切りを使って文章を入力・出力する。
終わりに
有料プランを利用していて、さらにこれらの原因に心当たりがないのに文章が頻繁に途切れる、文章が完成しないという症状を抱えているなら、ためしてほしいことがあります。
①:途切れた文章が生成された後に「Ctrl+R」で強制リロードを行う。⇒完成した文章が出現することがあります。
②:強制リロードで改善しなければ、一度チャットGPTからログアウトし、0からログインしなおす。
↓ログインの際は、Googleで続行などを指定せずメールアドレスとパスワードを入力する方法でログインすることを試してください。↓
↓再ログイン後、文章がしっかりと生成されるようになりました。
僕はこれで治りました。
推測の域を出ませんが、ログインするルート次第では課金設定が反映されないのか?
と勘繰りたくなる症例と改善方法ですね。
しばらく利用しているとまた途切れだすことがありますが、その都度強制リロードや再ログインをやり直すことでやはり改善しています。