「RX-78 ガンダム」に関して、「何号機まで存在するか」「カラーバリエーション」「後世のモビルスーツ(MS)との性能比較」について以下に整理しました。
■ RX-78は何号機まである?
RX-78シリーズは、開発コードとして「RX-78-1」から始まり、少なくともRX-78-8まで存在が確認されています(設定やメディアによって扱いに差があります)。
型式番号 |
概要 |
RX-78-1 |
プロトタイプガンダム。全体的に黒っぽいカラーで試験用。 |
RX-78-2 |
アムロ・レイ搭乗の“初代ガンダム”。最も有名なモデル。 |
RX-78-3 |
G-3ガンダム。2号機の予備機で、主にグレーを基調としたカラー。 |
RX-78-4〜5 |
「MSV(モビルスーツバリエーション)」で登場。宇宙戦仕様でビームランチャーなど独自装備。 |
RX-78-6 |
“マドロック”と呼ばれる重装甲・高火力機。地上戦向き。 |
RX-78-7 |
高出力化された最終開発型とされる。 |
RX-78-8 |
一部資料で言及されるが詳細不明。ゲームなどに登場。 |
※「MSV」や「ゲーム・小説・プラモデル」など非アニメ媒体での展開も含む。
■ カラーバリエーション
RX-78は、機体バリエーションだけでなくカラーバリエーションも豊富です。
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オリジナルカラー(RX-78-2)
白・青・赤・黄のいわゆる「ガンダムカラー」。ヒーロー機として象徴的。
- ジークアクス版
六つ目になっててスタイルもエヴァ。カラーどころかデザイン全部別物とおもったら、中身(パイロット含め)も全然別物になった初代。
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プロトタイプカラー(RX-78-1)
ダークグレーやブラック基調。開発機らしい無骨さ。
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G-3カラー(RX-78-3)
グレー&パープル基調。落ち着いた印象で、量産を想定した色。
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リアルタイプカラー
現実の兵器を意識したミリタリーテイスト。グリーンやカーキを使用。
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様々な限定・ゲームカラー
ガンダムベースや各種イベントでは、ゴールド、クリア、メタリックなど多彩な限定カラーが登場。
■ 後世のモビルスーツとの性能比較
RX-78-2は宇宙世紀0079年の時点で画期的な機体でしたが、技術革新が進んだ後世のMSと比べると、性能面ではさすがに旧式化しています。
比較対象機体 |
性能差の特徴 |
ジム(RGM-79) |
RX-78の量産型で性能は劣るがコストが低い。 |
Zガンダム(UC0087) |
可変機構・高出力・ムーバブルフレーム搭載。完全に上位互換。 |
νガンダム(UC0093) |
サイコミュ搭載、フィン・ファンネル使用可能。装甲・火力ともに別次元。 |
ユニコーンガンダム(UC0096) |
サイコフレーム、NT-D搭載。RX-78と比べるのは酷なレベルの進化。 |
ただし、RX-78は当時のMS開発史における技術革新の礎であり、すべての“後継”はこの機体の存在なくして語れません。
エクバシリーズにおいてはオールスターシリーズの祖だけあって性能は優遇されており、スペック上では弓矢とマシンガンくらいの差があって勝てるはずのないV(ヴィクトリー)ガンダムやベルガ・ギロスなどとRX78が同等、あるいはそれ以上のパワーで実装されるのが当たり前となっていますね。
スパロボでは改造での成長性が高く、ちょっと金をかけるだけで「ボンッ」って感じに強くなります。
■まとめ
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RX-78シリーズは少なくとも8号機まで存在し、バリエーション豊富。
- ブラッシュアップが加われば、令和になっても全然カッコよく見える超優秀な基礎デザイン
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カラー展開も多く、兵器としてだけでなくシンボル的な存在。
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後世のMSと比べると性能面では劣るが、影響力や設計思想の原点として唯一無二。
- ゲームだと何かと優遇されがち