損益通算とは わかりやすく

損益通算とは、株の売買で発生した損失を利益と相殺することで、税負担を軽減する効果があります。

通年の売買収支がトータルでマイナスとなったときは、確定申告することで損失額を向こう3年間繰り越すことが可能です。

12月は特定口座損益通算の最終月です。

損益通算で赤字を出すために、「これから調子が良くなるかもしれないが、今は含み損状態」（いわゆる塩漬）の株を投げ売りする投資家が12月は急増します。

そのため、日本の株式市場は12月になると、この投げ売りによる急落が発生しやすいという特徴があるのです。

適正価格よりも大幅に切り下がったお宝銘柄が毎年出現するため、企業の価値を見極めるスキルがあれば、12月の下落相場は、絶好の仕込み場となります。

投資をやっているならばぜひ、12月の風物詩となる格安銘柄をモノにしたいですね。