フィレンツェにやってきた。
この記事の続きです。
ローマからフィレンツェへ移動してきました。どうでもいいけど、ツェのローマ字入力が「TSE」なのが腑に落ちないお年頃ですw
イタリア版新幹線でローマからフィレンツェへ移動
移動手段は相変わらずイタリア版新幹線の高速鉄道「フレッチャロッサ」。シチリアからローマまでは比較的沿岸部を通って移動していましたが、ここにきて初めての本格的♂内陸部移動を経験しました。
広大な穀倉地帯が広がるトスカーナの風景がとても素晴らしいです。世界の車窓からって感じの旅程がガチで楽しかったです。鋼の錬金術師の主人公の家がある感じの風景が延々と続いていました。
フィレンツェで見た場所
1. ドゥオーモ
フィレンツェに来たらここを見なくちゃ始まらない、というか見る気が無くても目に入ってくる、巨大なドゥオーモ。
日本では郊外でたまに見かける超巨大な宗教施設がもし都会のど真ん中に合ったら…を素で行く建物です。この建物を中心に町が存在しているような雰囲気があり、初見でのインパクトは写真や動画で見た印象をはるかに超えるものになること間違いなしです。
FF7でいうところのミッドガルの神羅本社ビルみたいなとてつもない存在感を放っており、
初めて見た人はきっと、「想像の10倍でけぇ!」と思うことでしょう。
さっきからフィレンツェの「ツェ」=「TSE」しかり、ドゥオーモも「ドゥ」=「DWU」しかり、ローマ字入力が常用外過ぎて変換するたびにストレスがマッハなのよ。
2. ミケランジェロ広場
フィレンツェ随一のビューポイント。観光ガイドの表紙になる写真は大体ここで撮られています。
マジックアワーから日没後のライトアップにかけての変化がとってもロマンチック。
ミケランジェロ広場の高台から日没前から1時間くらい、高台に腰かけて感慨にふけっていたところ、フィレンツェのいたずらキッズに背中を押されて崖下に突き落とされそうになりました。クソが。
3. ベッキオ橋
イタリア風に発音するとポンデベッキオ。ドーナツ見たいでかわいい名前です。
橋の線上には貴金属、アクセサリー店が立ち並びキラキラしていてかわいいです。値段はかわいくないです。
フィレンツェ観光の感想と評価
★は観光満足度を表します。桜満開の京都が★5個とします。
フィレンツェ:★★★★★★★(7個)
路地の雰囲気、建物の荘厳さ、そして高い所に登った時の見晴らしの良さ。
ここにしかない風景の宝庫でフィレンツェはとてもよかったです。
フィレンツェに来たタイミングではイタリア滞在10日目となっており、その前に見たのがローマだったのでいわば「すげぇいい所見ているし感動もしているんだけど、ちょっとイタリアの空気に慣れてきた自分がいる」せいで興奮し切れなかった感じ。
もしローマより前にフィレンツェへ来ていたら、多分★9〜10くらいの評価をしていたと思います。
大聖堂を中心にした宗教都市としての特色が強く残るフィレンツェは、甲冑の騎士とか魔法使いが当り前に出てきそうな町です。いま流行りの異世界転生系作品や古いRPG作品が好きな人が訪れたら感性が限界突破するに違いありません。
イタリア旅行の総行程と総括
総行程
成田 ⇒ シチリア ⇒ アマルフィ ⇒ カプリ島 ⇒ ナポリ ⇒ ローマ ⇒ フィレンツェ ⇒ ピサ ⇒ ヴェネツィア ⇒ チンクエテッレ ⇒ ジェノヴァ ⇒ アルプス ⇒ ミラノ ⇒ 成田
フィレンツェとピサは近いので次はそちらに向かいます。約20日間で主要都市を回り、8~9割の魅力を満喫したと自負しています!予算は40万円ほど。今では円安とインフレで同じ旅は難しいかもですが、最高の思い出ができたので悔いはありません。
ローマで感じた「永遠の都」の魅力は忘れられません。次は最強のカメラを携えて、さらなる発見をしにイタリアに戻ってくる日が楽しみです。