イタリア一人旅3日目。アマルフィ来たわよ。
この記事の続きです。
船に乗る列車とか崖に転落しそうなバスとかヤバい乗り物を乗り継ぎ、イタリア2日目の夜、アマルフィ海岸に到着しました。
ここで一泊し、「アマルフィ」と「ポジターノ」の街並みをゆっくり楽しんだら「ソレント」へ向かいます。
アマルフィ
アマルフィ海岸のアマルフィ。かつての強力な海洋国家「アマルフィ公国」の中心でした。
アマルフィの中心地にあるドゥオモ広場から階段を上ると、頂上には聖アンデレが祀られた後期バロック様式のアマルフィ大聖堂がそびえています。町というよりも村に近いような、とても小さく美しいコロニーです。
旧市街の狭い路地
アマルフィの堤防から市街地を眺めるとこんな風景です。
アマルフィを拠点としてバスで20分の所にある「無限のテラス(Terrazza dell’Infinito)」
行かなきゃソンソンな良い場所。
ポジターノ
アマルフィ海岸観光に興味が無ければなかなか耳慣れない「ポジターノ」。
実は、ガイドブック等に掲載されているアマルフィ海岸の写真は大体ポジターノなんです。知名度は負けてても実力はポジターノの方が上なので、アマルフィに来ておいてポジターノを見なければ6割くらいの機会損失ですよ!
上に掲載した三枚は、全部アマルフィじゃなくてポジターノです。
山肌の岩石をそのまま切り出して建物にしたような感じで、とてもファンタジックな街並みが楽しめます。ジブリ感ある…特に海から見たポジターノの左側が天空の城ラピュタっぽくないですか?
アマルフィとポジターノはバスとフェリー航路で往来できます。バスよりもフェリーの方が倍くらい移動時間が短く、美しいアマルフィ海岸線の街並みを楽しめるのでぜひ航路を利用してください!
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ソレント
ソレントは断崖の港町です。ここからカプリ島までのフェリーが出ているので、3日目の夜をここで過ごすことにしました。
ソレントは日本の旅行会社やメディアによる宣伝が積極的にされておらず、日本人はおろかアジア人の観光客を見ることが一切ありませんでした。ソレントを支配するマフィアか何かがホテル利権を牛耳っており、旅行代理店が獲得できる仲介マージンが薄いことで日本じゃ宣伝されていないというウワサがあります。
※↑の写真はソレントじゃないです!でも雰囲気はこんな感じ。
町の印象は誇り高き漁師たちの街といった感じでかなり好印象。観光客に媚びない街と思ったのですが、ヨーロッパ人の間では有名なリゾート地らしく、ソレントには五つ星ホテルもあります。いつか泊まってみたいですね。
アマルフィ観光をふり返って
★は観光満足度を表します。桜満開の京都が★5個くらいだと思ってください。
アマルフィ:★★★★★
- アマルフィ自体はとても小さい街なのでプレイバリュー少なめ。
とはいっても日本では見られない絶景の宝庫であることに違いはなく、無限のテラス、ポジターノ、カプリ島などへ相互アクセスが可能なので訪れる価値は大きいでしょう。
ポジターノ:★★★★★★★
- ひと言でいえば「これが、見たかったんですよ!」という感じの土地。
海外旅行というよりは異世界旅行に来た気分。
アマルフィからフェリー移動してきたので海と海岸線の風景も楽しめました。文句の付け所がありません。
ソレント:★★★★
- 平成FFシリーズとかハードボイルド系作品に登場しそうな超シブい港町。街並みはめちゃくちゃ好みです。
惜しむらくは、ソレント半島からカプリ島に行くまでの足掛かりとして利用しただけなので夜間と早朝の短い時間しか滞在せず、ほとんど探索ができなかったこと。掘ればもっと魅力深まる町だと思います。
ソレント半島は急激な高低差が織りなす複雑な地形をしており、半島内陸部にも魅力がたくさん詰まっているようです。国際免許があればバイクで自由に走り回り、もっと魅力が発見できると思います。(道狭いから車はすれ違いが超怖い)→次の記事へ
イタリア旅行の総行程について
↓経路については↓
成田⇒シチリア⇒アマルフィ⇒カプリ島⇒ナポリ⇒ローマ⇒フィレンツェ⇒ピサ⇒ヴェネツィア⇒チンクエテッレ⇒ジェノヴァ⇒アルプス⇒ミラノ⇒成田
各都市1泊程度で移動。主要都市は全制覇しており、イタリアの8〜9割は魅力を知れたと思います。
・予算について
日程20日間、予算40万円強でした。インフレ円安の今じゃ絶対予算不足だと思いますw
・イタリア最高!
イタリア旅行は僕の人生で最高の経験の一つです。画像ファイルが全損したのはちょっと悔しいですが、まぁ持って行ったカメラの性能がいまいちだったことと、旅の感動は全部脳裏に焼き付いているので意外とケロっとしていたり。
トレヴィの泉で願掛け※をしているので、イタリアは絶対にもう一度行きますし、その時は最強のカメラ持っていくぞ!
(※1枚のコインを泉に背を向けて右肩越しに投げ入れると、ローマに再び戻ってくることができる。)
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