※旅行画像ファイルが消し飛んだので、借り物画像や生成画像でかつて訪れた街の思い出を備忘する記事ですw
イタリア一人旅、シチリアから本土へ。
この記事の続きです。
シチリア島のタオルミナを出発し、鉄道連絡船に乗ってアマルフィ海岸を目指します。
シチリア島とのお別れ際は、フェリーがレールで繋がって中に電車がそのまんま入るという珍しい光景が楽しめました。
メッシーナ鉄道連絡船
イタリアのメッシーナ鉄道連絡船は、シチリア島と本土を結ぶ重要な交通手段です。
メッシーナ海峡を横断するこのフェリーは、列車と乗客を一緒に運ぶことで、イタリア本土とシチリア島の間を効率的に移動できるようにしています。この鉄道連絡船は、メッシーナの港と本土のヴィッラ・サン・ジョヴァンニの港を結び、シチリア島への鉄道輸送の重要な役割を果たしています。
メッシーナ海峡は幅が狭いものの、潮流が激しく橋やトンネルの建設が難しいため船輸送なんですね。
列車ごとフェリーに積み込まれるのは珍しい光景ですが、かつては瀬戸内海や青函海峡でも鉄道連絡船が運行していたいようです。
↑借り物画像でこちら青函海峡の鉄道連絡船ですが、メッシーナの連絡船もこんな感じです。
ここまでの二日間、オーダー方法がわからないのでホテルで出された食事を適当にむさぼる生活をしていましたが、この鉄道連絡船内の売店で初めて食事を購入しました。
↑それはアランチーニというシチリア島名産のライスコロッケです。
とんがり帽子のような形状が特徴的ですね。これが人生史上最もおいしいファストフードだったと思っています。
トマトソースの濃厚なうまみがみずみずしくもしっかりした歯ごたえのライスにこれでもかと染み込んでおり、ほどよく塩気のある数種類のチーズで構成された核がとろけると昇天するほどの後味を残します。
こぶし大くらいの大きさで結構食いごたえあるのですが、調子こいて3つもおかわりしてしまいました。
本場アランチーニの専門店どこかに無いかな?ファストフードの勢力図を塗り替える味だからだれか始めればいいのに。
サレルノ駅到着
鉄道連絡船でイタリア本土のレールに揺られること4時間ほど。
ローカル線でひとり知らない土地の海岸線を眺めながら移動していると、我ながら青春できてていいなぁって感慨にふけったものです。
そして「サレルノ」というあまり有名ではない街に降り立ちました。アマルフィ海岸へは鉄道が走っていないため、この町からバスに乗り換える必要があります。
アマルフィ海岸の道のりは断崖絶壁で、バスはおろか乗用車でもすれ違いが困難な狭さ。絶壁の道の上下に建物が草木のごとく張り付いており見応えがありました。イタリアも地震大国のはずなのに怖くないんだろうか?
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鉄道連絡船:総括
★は観光満足度を表します。桜満開の京都が★5個くらいだと思ってください。
鉄道連絡船:★★★★
- イタリアのローカル鉄道&日本ではもう運行が無い鉄道連絡船。
華やかさこそないものの、移動中の雰囲気はノスタルジックで乙なもの。日本では絶対に味わえないので大満足。
本場のアランチーニ:★★★★★★
- イタリア旅行20日間の中でも特筆すべき思い出の一つであるのが連絡船で食べたアランチーニの味。
地球最後の日に食べるなら?と言われたら候補に入ります。
なお、その後日本国内で食べたアランチーニは良くて★★ですw
あなたもメッシーナ鉄道連絡船ご利用の際はぜひお召し上がりください。
イタリア旅行の総行程について
アマルフィに到着したらソレント半島を観光し、次は船に乗ってカプリ島を目指しています。
↓経路については↓
成田⇒シチリア⇒アマルフィ⇒カプリ島⇒ナポリ⇒ローマ⇒フィレンツェ⇒ピサ⇒ヴェネツィア⇒チンクエテッレ⇒ジェノヴァ⇒アルプス⇒ミラノ⇒成田
各都市1泊程度で移動。主要都市は全制覇しており、イタリアの8〜9割は魅力を知れたと思います。
・予算について
日程20日間、予算40万円強でした。インフレ円安の今じゃ絶対予算不足だと思いますw
・イタリア最高!
イタリア旅行は僕の人生で最高の経験の一つです。画像ファイルが全損したのはちょっと悔しいですが、まぁ持って行ったカメラの性能がいまいちだったことと、旅の感動は全部脳裏に焼き付いているので意外とケロっとしていたり。
トレヴィの泉で願掛け※をしているので、イタリアは絶対にもう一度行きますし、その時は最強のカメラ持っていくぞ!
(※1枚のコインを泉に背を向けて右肩越しに投げ入れると、ローマに再び戻ってくることができる。)
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